バドラフ バドジャルガルさんは来日15年目。
子どもが通っていた青木小学校の外国籍児童のための放課後学習支援教室で「友ゆうスペース」と出会い、その“ご縁”から、今回の講演会開催に繋がりました。
(講演会終了後のお話から…「友ゆうスペース」はと子どもの学習だけでなく、子どもが毎日たくさん学校から持ち帰る「お知らせ」の重要度の見極めや、漢字にルビを振ってもらう等を通じて保護者も繋がります。)

今日のテーマに合わせて、モンゴルの民族衣装を着て、お話をしてくれました。
首都は、ウランバートル。人口の2/1ほどが、首都に集住しています。
国旗の赤色は正義を、青色は空を、左側に描かれている「ソヨンボ」は、シンボルとして、モンゴル国民の自由や独立を表しています。
そこには目を見開いた「川魚」が描かれているのも特長的です。

冬寒く(-35°~40°)、夏は暑いですが、日本の夏と違い、カラッとした気候です。
その乾燥する気候を利用して、長く保存できる食料を蓄えます。
主食は、小麦粉です。
正月の揚げパンは、3か月くらい保存できるとのことです。味付けは、塩味が主です。

通貨は、紙幣だけなので、細かい“お釣り”は返ってこないそうです。(困りますね)

高原に暮らす遊牧民は、家畜のために、季節に応じて移動をします。
その家屋=ゲルは、有名ですね。
共に遊牧を行う家族総出で、数時間で組み立てが終わるそうです!
高原は、地平線が見えるほど広く、自然が広がっています。

     ↓ ゲルの模型

モノ作りが好きで、手先も器用なジャガさん。
日本にいる間に日本の文化を学びたいそうで、今、和布細工作りをしています。
自宅には、ぬか床もあるそう💛
ジャガさんを通して、日本の良いところを学ぶことができました。