今、神奈川区の外国籍居住者で中国、韓国に続いて多い国はネパールです。
区内でカレー屋さんをよく見かけますね。
ネパールの方が経営されているお店が多いようです。
今回はそのネパールから、ご家族で来日しているパウデルさんにお話を聞きました。
約1時間の中で、ネパールの歴史、政治、観光・世界遺産、代表的なお祭り、そして食文化に至るまで、様々な紹介をしていただきとても学び多き時間となりました。
ネパールは、中国とインドに隣接している国。
首都はカトマンズ。
世界最高峰のエベレスト山を代表とする8000m級の山々は世界的に有名ですね。
国が接していることもあり、インドからはカレー、中国からは餃子・ラーメンの食文化が入ってきます。
インドとはビザの必要がなく行き来できるので、その影響もあるようです。
ヒンドゥー教徒が約80%なので、それに基づくお祭りや食文化が多いです。
参加者からは、教育制度のことや、それに伴う就職のことが質問に出ました。
義務教育はないとのこと。女性は結婚が早いそうです。
自給自足の国でもありますが、大学・大学院を卒業した人は、働く場(会社)が少なく、英語を学び、国外で働く人が多いそうです。
最後に、小学校6年生の息子さんからも、ネパールに関する紹介がありました。
自分が生まれたところは、自然豊かで奇麗なところ。お寺があります。
ネパールは海から遠い国なので、津波や台風がない、と日本との違いも伝える手紙を読んでくれました。
終了後は、彼に折り紙(紙でっぽうやボートなど)も習いました♪
国花の赤いシャクナゲが一面に広がる季節があるそうで、是非観てみたいと思いました。